文字だらけ 記憶もチャンスも逃げてくの 寂し可笑しな私の生活
ヘンな短歌!
でも正直な気持ち。
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おととい、古田さん解説の日本シリーズを見逃した。
きのう、タラさん出演のライブを見逃した。
けさは、保護者会のあったことをすっかり失念してた。
さっきは、ゆうべお世話になった人へお礼の挨拶をし忘れた。
明日の自分は、なにを見逃したり忘れたりするんだろう?
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私は、いっぱいいろんな情報を読むことができる。
自分に与えられたかもしれない機会を、いくつも知れる。
知ると、
ちょっと満たされ、ちょっと淋しくなる。
さかさまのことが、同時に起こるんだよなあ・・・。
知らなかったら、
なにも起こらないか、ものすごく困るか、
どっちかひとつなんだろうなあ・・・。
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いま、宮本が
「俺には解るぜ 最後のチャンスは ああ100度も訪れた」
と歌ってた。
“最後”なのに、“100度”って!
それで、
“解る”現在形。“訪れた”現在完了形/過去形。
不思議な歌詞なのに、なぜだかとても腑に落ちる。
この曲(『東京の空』)を聴くと、
「“チャンス”は、四次元的で多面的」
と漠然とおもう。
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“チャンス”は、
いつも、受け取られることを待っていて、
だいたいが受け取られずに、どこかへ消えていってしまうのだろう。
受け取られなかった“チャンス”は、
いつかまたひょっこりやってくるんじゃないかな?
時空を越えて。
使いまわしされるみたいに。
いつかはわからないけれど、
生きてるあいだじゃないかもしれないけれど、
なんべんも。
100回くらい。
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“チャンス”を受け取った結果は、
かならず喜びも恐れも両方の面があって、
ひとくくりにはできないとおもう。
しいていえば、ただ<充実>かもなあ。
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晴天の秋にエレファント・カシマシを聴きつ よしなしごとおもひけり