取り出せば 移動したがるなり 力 力の行使は つまり“変換”
(※3/25短歌上の句を書き直しました)
また、イミフな短歌・・・ま、いいか。
この「力」とは、どちらかというと「エネルギー」
の意味です。
◆ ◆ ◆
エネルギーは
ただ、そこにあるだけのもので、
善い・悪い、というのは云えない、
とおもいます。
たとえば、
いっぱいお金を持っていることは、すごく力があることだけど、
そのことはべつに善くも悪くもないこととおもうんです。
使い方とか、感じ方とか、状況とかで、
人間の頭が
「うれしい」「神のギフトだ」「すごいだろう」「すごいなあ」「盗ってやれ」「言う事きけ」「べつにいらない」「有意義につかおう」
とかいろいろいろいろ考えるだけですもの。
◆ ◆ ◆
もう人間は<核エネルギー>を手にしてしまった。
善い・悪いじゃなく、
もう
「便利だから使う」→拡がる
「不便だから捨てる」→消える
の自然(?)淘汰にゆだねられてしまった。
「便利でも不便でもあるから、手入れしてほどほどに使う」
が理想なんだよなあ・・・きっと。
◆ ◆ ◆
私は、25年くらい原発反対の人。
でも、建設反対の署名記入くらいで、
何もしてこなかった人。
そんな私には、なにも言う資格ないかもしれないけれど。
◆ ◆ ◆
日本では、今でこそ風や太陽に注目が集まっているけれど、
明らかに国の政策で自然エネルギーの開発が冷遇された時期が
あった。
いや実は今もそうかも・・・。
どうして、福島第一の3号機にはMOX燃料が入ってることを
テレビも新聞も言わないのかな?
パッと見あれが一番ボロボロなんですけど。
うーむ、どうでもいいことなのかな?
素人だからわからないけど。
あと、
福島県の前知事さんはプルサーマル(MOX燃料)に反対してたけど、
ちょっと捏造くさい感じの汚職を問われて裁判中。
すべてはつながっているのかもしれないし、
ぜんぜんかかわりないかもしれないし、
うーむ、まあ、わからない。
わからないことだらけ。
とにかく、民主党だけ責めてもしょうがないことだけはわかる。
もっともっとずーっと前からのことなんだから。
◆ ◆ ◆
でも、福島第一の事故で、いろいろ調べていくうちに、
世界中の学者や国や企業が、のめりこむように推進したくなる気持ちを
すこし理解してしまった気がするのです。
圧倒的な力を生むし、原素を変えてしまうすごい技。
錬金術みたい。
エネルギーは善悪を離れて、ただ人を虜にするんじゃないかな・・・。
それを煩悩と呼ぶか原罪と言うかはさておき。
感情の少し先へ行かないといけない。
変わるためには。