つばめラジオ

三姉妹の長女&三姉妹の親の備忘録

それぞれが おのおのなりに べつべつに 同時に生きる 空の下にて

今朝は、そこらかしこに氷が張り霜が降りていて、とてもきれいだった。
この街では、珍しいこと。
−−−−−

昨日の雪も、寒いけれど、どうにもウキウキした。
‘気持ちが上がる’とは、このこと!もう、まるで犬状態。

雪が降りはじめると、空気がふうっと緩む感じになるのが、いつも不思議。
雪がやむと、とたんにキリキリと寒くなるのも、不思議。
−−−−−

朝から自転車飛ばして走ってたら、空が青くて、気持ちいいのなんの。
「冬サイコー!」
って、ニコニコしてた。
そしたら、阪急電車の高架下に、
黒っぽい大きなカバンと3〜4枚のフトンがたたまれて置いてあるのを、見かけた。

その時、持ち主さんは留守だったけれど、きっとここで夜明かしした感じ。
寒かっただろうな・・・
いろんなところで住まっているホームレスのおじさんたちが、
ちらちらと脳裏に浮かぶ。
おじさんたちの生き方を憐れんだりはしない。
ただ、寒さに耐えられる強さを持っててすごい、とはおもう。
それと、自分の暖かい住まいが、いつ無くなってもおかしくない、ともおもう。

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今日は地震のあった日。
うわべだけっぽい震災報道には、この16年、辟易してきた。
どうして、あんなふうに、薄っぺらく伝え、薄っぺらく受け答えしてしまうのか。
(マスコミも私も)
一つは、同情や憐憫が、そうさせてしまうんじゃないか、っておもった。
−−−−−

今、体験談を聞くと、泣けてしまう。
いまだに悲しいことが続いてることが辛いし、
崩された人生にバランスを取り戻すための努力が、ほんとうにすごいことだと感じるから。
どこまでも他人事なんだけど、なのに、わが身に迫ってくる感じがするのだ。

やっと、客観的な報道が増えてきたのかもしれないし、
自分が成長して、やっとまともに受けとめられるようになったのかもしれない。