つばめラジオ

三姉妹の長女&三姉妹の親の備忘録

あかあかと 明かりを灯し くつろげる 暖かなホーム 胸中みな持つ

お正月のあいだだけ宿泊施設が無料で貸されるニュースを読みました。

あと、年末、高校時代の友達から近況報告のメールをもらいました。

それらが合わさり、余計に<家>について考えることになったのでした。

−−−−−

その友達は、昔から心優しくナチュラルで、家族仲がとっても良い。
おまけに、高い志と観察力の持ち主で、レポートの文才がある。

彼女の率直な文面を読むといつも、キラキラした映像が見えてきて、
毎回、感動のあまり泣きそうになってしまう。

今回のメールを読んでいたら、彼女の実家のお母様のことを思い出した。
この方がまた、愛にあふれたすてきな女性だったこと!

−−−−−

私には、<理想のおうち>が3つあります。
1位は、母の実家。
そして、彼女の実家は2位なのです!(もうひとり別の同級生の実家も、同率で)
昔からの憧れなのです。

−−−−−

ところで、
作家のよしもとばななさんのホームページに、
『Q&A』っいうコーナーがあるのですが、
私、ずっと前に質問を投稿して、採用されたことがあります。

本の感想&自分の悩みをぶつけてみたのだ!(笑)
http://www.yoshimotobanana.com/cgi-bin/qanda/qanda.cgi?page=2&yy=2007&mm=09
ちょっとその抜粋。

                  • -

Q.
(概略):今の自分は、自分の理想の家とまったく別の家を作ってしまってる!
ということに気づいて・・・の質問。
「理想の家はありますか?もしあれば、どんなお家ですか?」

A.
(略・ホームページ参照)

                  • -

詳しく引用しませんが、
元・子どもであり、現・主婦の私にとって、
理屈じゃなく、実感でずばっとよくわかる、
すばらしい答えをいただきました。

この、ばななさんの答えの中の一つに、
「つまり自分が家です。」
とあり、それをを読んで、
当時の私はガツンと激しいショックを受けました。

「・・・うーむ。やっぱりそうかあ。タイヘンだ・・・」
って、冷や汗タラリ・・・。
しかし、ふんわりと勇気も湧いてきました。

そして、
「街で会う年季の入ったホームレスの人たちが輝いてみえることがあるけど、
それはもしかして、これが理由なんじゃないかな?」
ともおもったのでした。

たぶん、冒頭の友達の放つキラキラと、似た種類のものだとおもうんです。
これが、私の憧れの本質です。
(タイトルの短歌は、このことがモチーフです)

−−−−−

あれから3年以上経つんだけども、
すこしは理想に近づいてるかしら・・・。
ああ、でも、まだまだやわ。
の、繰り返し。

−−−−−

ただ、
人にとって家(ホーム)は必須だから、
そして、自分が家そのものなんだから、
自分自身のことをほんとうの意味で大事にしていこう、
って気持ちが強まったのは確か。