つばめラジオ

三姉妹の長女&三姉妹の親の備忘録

射手座な?ふたりの、どたばた悲喜劇

昨日の午後のこと。
R(10)とS(3)と私、3人で、梅田に行った。
日曜日のJR大阪駅は、かなりの混雑。
流れる人人人人人・・・
 ‐‐‐‐‐

御堂筋口から駅の構内を出ようとしたとき、
ふと、後方確認したら、
ついてきてるはずのR(10)がいなくて、びっくり。

(あれ?ついさっきまで気配があったのに。
どこ行ったんかなあ?改札で切符がつまったんかな?)
とおもって、改札まで戻って探したけれど、影も形もなし。
 ‐‐‐‐‐

10分たっても見つからないので、
駅員さんに頼んで、構内放送をかけてもらった。
でも、3回も呼び出してくださったのに、音沙汰なし。
 ‐‐‐‐‐

はぐれてから、30分経過。
実は、電車に揺られてるときにS(3)は眠ってしまい、
この間ずっと、14キロ以上ある彼女を抱っこして立っていた。

(もう、抱っこで足も腕も痛いよう・・・
なんでこんなめに遭うの〜?
心配だし、疲れるし・・・
なんの修行なの〜?
もう、イヤ)
 ‐‐‐‐‐

(もしや、目的地へ1人で行ったのか?
だけど、このあいだ初めて行った場所だし、
地下に降りたり、小さな階段上がったり、かなり複雑な道のりだけど・・・)

でも、最終的には、
(ああ・・・あの性格だと、じっと待つのは無理だな。
たとえ覚えてなくても、勝手にすたすた行ってみるだろう・・・)
 ‐‐‐‐‐

R(10)は、2〜3歳の頃からよくはぐれる子だった。
まったくもう、何度、大型スーパーで迷子になり、
探させられ、呼び出されたか!
・・・昔のことまで思い出して、とっても腹がたつ。
 ‐‐‐‐‐

けれど、彼女のあまりの変わってなさに、
ちょっと、笑いそうにもなる。
たとえば、長女Yは怖がりなのでそういうことはなかった。

生まれながらの個性でもあり、
すこし私に似てしまった性格なのかもしれない。

考えるより歩いてしまう。
「射手座は、半人半馬だから」
っていうのは、単なるあとづけだとしても、似てる2人。
 ‐‐‐‐‐

だめもとで、
JR南口改札、阪神前の歩道橋、地下鉄連絡道、旭屋書店近辺、ホワイティ、ヘップ、阪急前・・・、
R(10)と2人で行ったことがあるところ、すべて行ってみた。

・・・居なかった。
 ‐‐‐‐‐

最初にはぐれた改札で、またしばらく待ってみた。

・・・ぜんぜん見当たらなかった。
 ‐‐‐‐‐

「見つけたら、ぜったい拳骨だ!!」
っておもってたけれど、
時間の経過とともに、
「もう見つかればいい。すべてはAllright・・・」
にまで、私の心は軟化していた。
 ‐‐‐‐‐

じっと待つのはまったく私の性に合わず、
またトボトボ歩きはじめた。
「ああいつか全人類がテレパシーを使える日が来ますように☆」
と、もうわけのわからないことまで真剣に祈るほどおかしくなったころ、
御堂筋口の外で、ポツンと立っているR(10)を発見。
 ‐‐‐‐‐

(はあ・・・疲れた・・・
なんだったんだろう・・・いったい・・・
よかった・・・けど、足腰腕(抱っこで)限界・・・)

ほっとしたところで、
S(3)、きょとんとお目覚め。
熟睡後なので機嫌がいい。
(キミの知らないあいだにね、
おかーさんには、つらいことがいろいろあったんだよ・・・)
 ‐‐‐‐‐

やはり、R(10)は、
私が探し回ったところへ1人で行っていたそうな。
(場所は同じでも、時間に差が出て、すれちがってしまった)

たった一度通っただけのところなのに覚えていて、
ちゃんと辿り着いたらしい。
しかも、途中でトイレを見つけて、入ってたらしい。

(なんだか、度胸だけはあるなあ!しかし、自己中〜!)
 ‐‐‐‐‐

大阪駅到着から、すでに1時間30分が経っていた。
そして、われわれは当初の計画のうち、
最低限のことを実行し、それなりの成果のみを得た。
 ‐‐‐‐‐

ただ、HEPの観覧車から観る景色が、
夕日のかわりに、夜景になったのは、まったくの想定外のことで、
どこか妙にさびしい気持ちになりました。

・・・もうすぐ、2010年も終わりですねえ。

今日はこれで。

おしまい